笹団子の降る夜

読んだ漫画の感想を、自分勝手に書きます。

番外編 今年発売された漫画で最高のパターンのヤツ

やあやあ。どうもどうも。

年の瀬、いかがお過ごしですか?僕は家から全然出ない毎日を過ごしています。友達が少ないってことなのかな。


それでも昨日は久々に中学時代の友達に会いましてね。そいつは自衛隊になったんですけど、一人称が我(われ)になってたり"防弾チョッキ着てるみたいな身体"になってたり、中学の頃はただのオタクだったんですけど、割と死なないオタクに変わってました。

何か訓練で催涙ガスに耐えられる身体になっていて、夕方6時から朝6時まで30kgの荷物を担いでひたすら山を登って降りるリアルサバイバルも経験してたり、男しかいない空間で友達が同性愛者になっていく過程を見ていたりと、何だこいつ、無敵かよと、何かもう人間の厚みでは全然勝てる気がしませんでした。

さらにその上「訓練っていうか、俺達はひたすら穴掘ってっからよ」と言った時は、アレ?こいつも隠してるだけで実は既に"腐女子の餌食化"を完了してる感じ?と思い怖くなりましたが「死なないために、2mほどの穴を猛スピード掘るんだ(敵から身を守る為)」と聞いた時は、僕はなんて平和な人間なんだ・・・と変な感じの後悔もしましたね。


そいつと比較して僕はというと、今日は漫画を変な体勢で読んで腰を痛めて動けなくなりました。地球の危機では絶対死ぬわ、僕。







というわけで、今回は主に去年から今年にかけて発売された漫画の中で、最高のパターンのヤツ、神様ありがとうございますのパターンのヤツを紹介していっちゃいます!

手短であり、既に紹介したヤツも紹介してないヤツも混じってますが、まああんまり気にはしないでください。

ゲロ暇な正月も、最高の漫画を読んで充実した感じの正月にしちゃいましょう!





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それでは紹介していきます。






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アンゴルモア / たかぎ七彦(角川コミックス・エース)

既に紹介したヤツですね。何と今年だけで4巻出ました。刊行ペースがおかしい。

でも絵は綺麗で、時代研究も深く、知ってる歴史人物が出るのも良いんですよね。

主人公は架空の人物なのですが、ドラゴンボールの悟空みたいな、「ブウなんかとても倒せない。でも、悟空なら・・・!」みたいな、そういう頼れる存在です。最高の男です。



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ゴールデンカムイ / 野田サトル(ヤングジャンプコミックス)

話題になってるヤツですね。いやもう、読んでみるとわかるんですけど、面白くないなんて言えるわけがないだろ!ってくらい面白いですね。

そもそも金を巡る冒険ってのがね、ドラゴンボールを巡る冒険に比べたらめっちゃ現実的ですけど、でもまあ悪用する人もいて、ただただ目的があって必要としている人もいて、それで争うというのは共通です。

何と、グルメ漫画としても良いんですよ。アイヌの料理が食べてみたくなりますね〜。



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百万畳ラビリンス / たかみち(ヤングキングコミックス)

今年発売されたけど、もう既に完結しちゃってるヤツです。

ろはる(@road_Loharu)くんのツイートから僕も購入したんですけど、いや面白かったですね。

内容は以前紹介した通りですが、こんなに纏まりの良い話ある・・・?と驚きましたね。たった2巻で、打ち切り感もないですから。

ちなみに一番の人気記事だったっぽいです。もしかして購入された方もいたりするかな?



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五時間目の戦争 / 優(角川コミックス・エース)

ひじょうぐちさん(@SRDexit)という方がツイートしてるのを見て、面白そうで購入しました。

今度こちらでも紹介できたらと思いますが、面白かったですねぇ。訳あって戦争に駆り出される、日本の中学生の葛藤の物語です。

時代も現代(風)で、もう切ないし、苦しいし、嬉しいし・・・心に響く漫画でした。続きが気になります。



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バカビリーバー / 市川マサ(ヤングマガジンコミックス)

お笑い芸人だけど、総合格闘技に目覚めちゃったみたいな漫画です。こんな表紙ですが、ゴリゴリのギャグ漫画です。たまにアツい。

僕は好きなんですけど・・・いや好きなんですけどね。

何か打ち切りされそうな作品なんで、おい!もっと皆読も?いや読んでるけどこの評価なのかな・・・?っていう、結構微妙な感じなんですよ。持ち直して欲しい・・・!普通に面白いから。



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彼女はろくろ首 / 二駅ずい(講談社コミックス)

何とまだ既刊1巻。ショートヘアのろくろ首の女の子がもうとにかく可愛い。

萌えという感じではなく、あぁ・・・良い青春だな・・・淡いな・・・って感じですかね。伝わりますかねこれ。かと言ってガッツリ恋愛漫画って訳でもないですけど。

面白いというよりは、良い・・・!って感じの漫画ですね。いや面白いんですけどね。

あと作者の二駅ずい先生のTwitterのアカウントが、頭おかしすぎてめちゃくちゃ心配になるっていう。漫画とのイメージの違いが凄すぎ。



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第三次性徴期、大塚くん! / 君塚力(ガンガンコミックス)

以前も紹介いたしました、さりげ設定が重いギャグ漫画です。完結しています。

でもその設定がいかんなく発揮されていて、めちゃくちゃ笑ってしまいます。4巻で終わってしまったの、本当にもったいない・・・!

もっと続きが見たかった作品です。そのぐらい面白かった。



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臆病の穴 / 史群アル仙(少年チャンピオンタップ!コミックス)

ゆずずちゃん(@nyuzuzu)の紹介で読んだ漫画です。

以前も紹介しましたが、この藤子F不二雄短編集みたいなノリがとても良いんですよ。

合う人合わない人分かれるとは思いますけどね。サブカル系の人とかガッツリハマるような気がする。

それとまだ1巻分は無料で読めますから、気になったらぜひ公式サイトへ!



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しらたまくん / 稲葉そーへー(ヤングジャンプコミックス)

以前同作者のへ〜せいポリスメンを紹介しました。人間と同じ知能を持ち、普通に喋り、学校にも通う猫のお話です。

猫好きにはたまらない、もうどうしようもない、しかもギャグも面白い・・・そんな最高の漫画です。

というか彼女はろくろ首の主人公や大塚くんもそうなんですが、アブノーマルな主人公が周りに普通に受け入れられてるっていうの、何か面白いですよね。

ふとした瞬間に「てか何で普通に受け入れられてんだ・・・」っていう感情が湧き、余計に面白くなってしまいます。



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黒博物館 ゴーストアンドレディ / 藤田和日郎(モーニングKCコミックス)

NHKの漫勉という番組の、藤田和日郎先生の回で取り上げられているのを見て、面白そうで購入し、結果最高だったヤツです。

実はナイチンゲールのお話です。それに演劇や歴史的背景、ゴーストの要素が絡み・・・といった感じでしょうか。こんな視点があるのかと、何度も何度も驚かされ面白かったです。

すごい重厚感のある物語なんですよね。そして、ラストはまさかの・・・その漫画に繋がるの!?です。上下巻で終わるので、でも4巻くらいの内容はありますかね。気になりましたら是非。






以上10作品、いかがでしたか?

面白そうな漫画はありましたでしょうか。拙い表現で申し訳ありません。

どれも面白い漫画で、まだ5巻以内の作品ばかりです。正月休みに一気に読んでみることをお勧めします。



それでは、また来年お会いしましょう。来年も良い年でありますように!

13. 日常

メリークリスマス!でした!笹で〜す。


皆さんはどんなクリスマスの2日間を過ごしましたか?まあこれ読んでる人の大半は明石家サンタやる日ぐらいの認識かもしれないので、聞くこと自体がもしかしたら無粋でしょうかね。

というか僕はクリスマスを今までどう過ごしてたんだろう?と思ったので、改めて大学生活の4年間にスポットを当て、振り返ってみることにしました。







2012年・・・家でDSソフト「押忍!闘え!応援団2」のクリスマスステージのスコア更新に熱を上げる。





2013年・・・集中講義を受ける。学校から帰る途中カップルらしき男女を見つけ、命を狩り取るつもりで一緒に帰っていた友達に「弓矢持ってない?射るから」と言ったら「お前キューピッドになるつもりなん?」と若干粋な感じでツッコまれ、正気に戻る。






2014年・・・友達の家で男4人集まってモンハン4Gをやり、「混沌に呻くゴア・マガラの気持ちわかるわ〜」とか意味不明なことを言って爆笑し合う。






2015年・・・リア充の友人達と飲み会し、リア充どころか普通に皆学業や将来への意識が高く「俺は4年間何をやってたんだろ、混沌に呻くゴア・マガラの気持ちなら分かるけど」と途方に暮れる。









つーか本当に何をやってんだ、僕・・・・・・。






しいて言うなら毎年能年玲奈とクリスマス過ごしてぇ・・・」って溜息と同時に言葉を漏らしていたのと、混沌に呻くゴア・マガラの気持ちが分かった(意味不明)ぐらいで、クリスマスに特別感は全くありませんでした・・・。

まあそれでもね、僕にとっては(2012年はなかなかクソだけど)楽しいクリスマスだったと思います。彼女は22年間いませんが、良い友達、良い先輩後輩、良い家族に囲まれてるので、幸せなんだろうなと思います。最高でした。

今年残念なクリスマスを過ごした人も、見栄を張って親に「今日は帰らんから」と言ってネカフェで過ごしてしまった人も、そんな"性の6時間"とかも関係ないんで、来年こそは君だけの最高のクリスマスを手に入れろ!と、僕が今回伝えたかったのはそれだけです。







能年玲奈と過ごしてぇ・・・。







それでは今日の漫画です。











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日常 / あらゐけいいち(角川コミックス・エース)

オススメ度:★★★★★



あらゐけいいち先生の日常です。





あらすじ
時定高校を中心とした不条理な「日常」を題材にしたシュールな作風の漫画で、登場人物の多くが非常に個性的、かつ変わった言動を繰り返し、奇想天外な出来事の続発に翻弄されるのが基調。登場人物の姓に群馬県内の実在の地名が多数用いられ、群馬県ローカルな名物の一つ「上毛かるた」が作中に登場するなど、群馬出身の作者らしいご当地ネタも多い。
(Wikipediaより)




皆様はもう、新刊を読みましたでしょうか?


というのも、実はこの漫画、今月発売の新刊でなんと・・・最終巻を迎えられたのです・・・長かったようで・・・短かった・・・。

あの能年玲奈さんも、一時期放送されていたアニメを「好き」と仰ってました。僕は君が好きだよ。


水色の髪のちゃんみお(長野原みお)とか、黒髪ロボットの東雲なのちゃん、茶色い髪でアホのゆっこ(相生祐子)、天才子どもの東雲はかせなど、それぞれキャラをTwitterのアイコンにしている人も多く見受けられる気がします。それだけ人気なんでしょうね。



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予測変換のラインナップがおかしい。


"日常"というタイトルと、絵柄の可愛さとは打って変わって、内容のシュールさは作者大丈夫なのかと心配になるくらい突き抜けています。



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というか、もう可愛い絵柄でいることの方が少なくなって来ますからね・・・。

他にも「一コマだけでは意味が分からない」、そんなコマを見てみましょう。というか、普通に読んでても意味分からないことあるんですけど・・・。




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っていうか何が"日常"なんだろう・・・。タイトルと内容の相違に、タイトルを意識して買った人は「!!?!??!?」ってなること間違いなしです。

このように、突き抜けたシュールさが魅力の漫画です。日常系・・・日常系?みたいな、日常っていうタイトルの割にそんな漫画なんで、ギャグ漫画なんで、頭からっぽにして読むことをお勧めします。

ちなみに僕の好きなシーンは"魚雷飛び"ですかね。アレを初めて見たときのインパクトは凄かったです。




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飛べてないよ!!!!!!!!



もちろんひたすら意味不明なだけじゃなくてストーリーを読んでればちゃんと面白い話もあります。


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「許してヒヤシンス」って言葉が普通に流行ってた頃もありました。



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ツッコミの勢いに注目。





この漫画も今年で8年目、でした・・・結構長いこと連載していたんだなぁと思いますが、ついに最終巻になりましたね〜・・・。嬉しいような、寂しいようなです。

10巻で良い感じに完結した作品としてお勧めできます。本棚もあまり圧迫しない薄さ!でもボリュームはある!是非、気になりましたら(ある程度覚悟して)読んでみてください!!!!














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ちなみにこれは"混沌に呻くゴア・マガラ"です。無駄な配慮をしている感がある。





何だかんだで今年最後の更新ですね。来年もまたどうぞよろしくお願い致します。よいお年をね!

12. 臆病の穴

どうも〜ささです!昨日は更新出来なくて申し訳ありませんでした・・・。


最近年末だからか少し忙しくなってきていて、来週も更新できるかどうか・・・分かりません。

このブログにもありがたいことに一昔前の小〇館の編集部みたいな担当さんがいつの間にかついていて、昨日更新しなかったことにより退学を勧められたっていう、そういう感じです。雷句誠が机殴った勢いで地割れ起こすレベルの鬼なんだけど。(でも飽きずに更新出来て、僕にとってはとてもありがたいです)

昨日も「どうせ5人くらいしか見てないからな〜」なんて思いながらアクセス履歴を見て、閲覧して下さる方が意外といて驚き極限焦ったラッシュ超絶地獄級でした。本当にありがとうございます。

来週からは、いや来年からはもうちょい本気で書こうと思うんで。このブログを通して、漫画の良さとか考察とか(してないけど)、能年玲奈さんの素晴らしさとかを大いに伝えられたらと思います。







ということで!今回の漫画はこちらです。








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臆病の穴 / 史群アル仙(少年チャンピオンタップ!コミックス)

オススメ度:★★★★★


史群アル仙先生の臆病の穴です。



あらすじ
「愛」が無ければ「人」は…××××。
切なく心を揺さぶる、1話完結型オムニバス。
Twitterで話題沸騰中の新星、商業媒体初連載。
(チャンピオンタップ!公式サイトより)




はい、こちらの漫画はTwitterにて、ゆずずちゃん(@nyuzuzu)に紹介して頂きました。

彼女は腐・・・美少女JKであり、僕のTwitterのアイコンも描いてくださった方です。



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凛々しい。好き。


そんなゆずずちゃんに紹介して頂いた漫画となれば、もうそれはそれは腐・・・めちゃくちゃ面白い漫画なんだろうなぁと。いや正直若干不安もありましたけど、信じて読んでみたんです。結果最高でした。


表紙の絵からも察することが出来るかも知れませんが、絵柄が昭和どころか、もう漫画の神様・手塚治虫先生の影響をバリバリ受けちゃってるんですよね!



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とてもノスタルジックな絵柄。


その他、先日亡くなられた水木しげる先生や、おそ松さんの原作者である赤塚不二夫先生、他にもジョージ秋山先生、藤子F不二雄先生など、作者の史群アル仙先生がそういった方々の漫画を沢山読んで育ったみたいなので、まあこの絵柄と雰囲気は当然っちゃ当然なのでしょうか。

恐らく僕らと歳も変わらないはずなんですけど・・・。ドラゴンボールやワンピースじゃなくそこを読むなんて、すごい。



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女性だったことにも驚きます。


基本的に通して大きな根幹となる話がある訳でもなく、オムニバスの、一話完結式の漫画となっております。

短編集みたいなものでしょうかね。しかもSFチックです。世にも奇妙な物語内の話の雰囲気と少し似ている、というとわかりやすいでしょうか。

ただ、テーマは一貫しています。帯にも書いてありましたが「愛」って何だ?と、読んでいるだけで心をぐらぐらさせてくるテーマです。


時には喜劇的に


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時には悲劇的な話も交えつつ



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何というか、1つ1つの話が色んな感情を持っているんですよ。

すごくポエム()的なことを言ってしまいましたが・・・。人の心の深層で、喜怒哀楽からさらに細分化されたような感情を、分かりやすく呼び起こされるような、そんな話が多いです。

「愛」って何だ?--そのそれぞれ話ごとの答えに、それぞれ違うはずなのに、納得してしまうんですよね・・・。



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泣けてしまうことも多々。


あと先ほどのゆずずちゃん共々、面白いなと思ったのは、ノスタルジックな絵柄ながらやっぱり現代のお話なんですよね。漫画黎明期の作家方が、この時代に漫画を描いているかのようです。



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スマホ(LINEのようなもの?)も登場する。




この漫画、まだ1巻しか出ていないということで、新進気鋭の漫画であります。絵柄はノスタルジックなそれですが、時に明るく、時にブラックなその内容共々、懐かしさと、めぐり巡った新しさを感じられます。

是非、書店にあったら手に取ってみて下さいね!

というか、普通にネットで全部読むことが出来るみたいです。凄すぎ。気になった方は公式サイトへGO!

臆病の穴 | Champion タップ!





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最近の僕です(研究がヤバい)


ではまた来週お会いしましょー!

11. 第三次性徴期、大塚くん!

こんばんは!笹です。


今日は中学の頃の思い出について話したいと思います。


僕は中3の頃好きな人がいたんですけど、そこそこ喋る程度で、恋人どころか"友達"と呼べるような関係にすら到達出来ずにいました。

いやいやいや・・・無理でしょ、って。改めて冷静になるくらい可愛かったんですよ。もう本当可愛かったんで、とてもとても自分の手が届くような存在では無かったんです。自分の中で今でも能年玲奈の半分くらいの権威に到達してると思えるほどにです。(能年玲奈を何らかの""如来""とした場合)

でも勝手にネガティブに思っていただけで、考えていたよりも事態が好転していた、なんてことは人間関係に限らず意外とあるものなんですね。


中3の2学期が始まった頃、後期のクラス委員を今度の学活の授業で決めるという話になりました。

僕はいや〜面倒だしやりたくないでしょ〜みたいな。受験勉強もまだそぞろな時期だったので、早く家帰ってCCFF7やりてーよみたいなそんな感じだったので、全くやる気は無かったんです。

クラス委員を決める学活の前の休み時間、誰がやることになるんだろうな〜なんて会話の輪の中に好きな人もいたんですけど、突然こんなことを僕に言ってきたんです。






「笹くんがクラス委員やるなら、私もクラス委員やるよ」








この時点で「奇跡が起きた」とまで思ってしまったんです。今でも覚えているぐらいですね。

そりゃもう誰もが認めていたくらい可愛い子が、僕とクラス委員を?ペアなんだけど?やりたいんですか!?マジで!!?って。

しかも3年後期のクラス委員って、部活もないから放課後一緒に話し合いする流れで・・・っていうね。まあこの頃僕は最高級のピュアハートの持ち主だったんで、「一緒に帰れるやん!デートやん!」なんて心が沸き踊ったわけです。本当、今までの人生の中でもその時は幸せのピークでしたね。


学活が始まり、前クラス委員が後任のクラス委員の立候補を募ります。まずは男子から。

僕は事情を知らない周りの人がナチュラルに引くぐらい勢いよく、「スヒンッ!!」ってもう鳴ってましたかね?そのぐらいの勢いで手を挙げました。

特に何の理由も無くクラス委員をやりたいと言う人もいないみたいで(僕のヤバすぎる雰囲気に引きまくったからかもしれないけど)すんなりと男子は僕に決まりました。


さあ、舞台は整った!あとは君が手を挙げるだけで、全てが始まる!!僕の残りの中学生活は、ここに来て一気にそして確実に華やかなものとなる!!!もう心が、はち切れんばかりでした。


「女子でクラス委員やる人〜?」僕は前しか見ませんでした。その声に反応し、そして静かに手を挙げた人がいるというのは、前に出ていた前クラス委員の「おっ!」という表情で分かったからです。

拳を握り、誰にも分からないほど微細なガッツポーズをした僕は、まるで何事も事情は無かったかのように手の上がる方向を見ます。



ところがです。






振り向いた僕から出てきた言葉は「嘘だろ・・・・・・誰だ・・・・・・?」でした。








まあ要するに、全然違う女子が手を挙げちゃってたんですよ。つーか同級生なんで知らない訳が無いんですけど、あまりにもショック過ぎて出てきた言葉は「嘘だろ・・・・・・誰だ・・・・・・?」これでした。


結局僕の好きな人は後に聞いたところ「ごめん、少し様子見てから挙げようとしちゃったw」とのことで、いや本当かよと。僕が挙げた時点である程度覚悟してたでしょ絶対。でもまあ天使だからいっか。っていうそんな感じでした。

一方、実際手を挙げた女子に理由を尋ねたところ「内申点に影響するから」とのことで、いや気持ちはわかるけどさぁ・・・・・・いやわかるけどさ。堅実派なんだね。っていうそんな感じでした。絶妙に責められないわ。


結局そんな些細なことで「運命が巡って来てねえ」とか思った僕は、最後まで想いを伝えずに終わりました。今でもそんな感じです。大人になったら言葉にしたところでなかなか伝わらない想いもありますからね、能年玲奈さんとかね。(伝わってるのかもしれないけど)

皆さんの中学時代はいかがでしたか?たまには深〜く思い出してみると、結構面白かったりするかもしれませんね。







そんな訳で今日はこちらの漫画です。












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第三次性徴期、大塚くん! / 君塚力(ガンガンコミックス)

オススメ度:★★★★☆


君塚力先生の第三次性徴期、大塚くん!です。


あらすじ
1987年、不慮の事故で気を失った大塚剛
深い眠りについた26年後の2013年、奇跡的に目を覚ます!
見た目は40歳、中身は14歳! 大塚くんの苦悩が始まる!!




もうタイトルから「ヤバい漫画だな」と、そういう偏見を持ってしまっている方も多いかもしれませんが・・・えぇ、えぇそうです。実際ヤバい漫画です。


この漫画の主人公は、14歳から40歳になる26年の間、昏睡状態だったが奇跡的に目覚めた男子中学生・大塚剛!!


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つーかさりげ設定重くねーか。


コナン君と逆ってことですよね。中身は中学生ですが、外見は40のオッサンです。

ちなみに26年の間昏睡状態に陥っていたのに、普通に歩けて普通に生活できているのはどうかというマジレスは、ギャグ漫画ということで許していただければと思います。


基本、大塚くんのキャラがとにかく飛び抜けて濃い、ということですよね。

普通の中学生の生活が、40歳の見た目であるが為に変な風に写ってしまうという・・・めちゃくちゃズルい設定だと思います。本人はたまったもんじゃないですけどね。




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この「中身は14歳なのに外見が40歳」ネタは、病みつきになるほどアホらしさがずば抜けてますね。僕の中学の頃の恋とは境遇が違って、同級生に恋をしただけで条例違反で捕まるとかね。





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つらすぎる。




他にも中学生なのにオッサンの悩みを持っていることとか


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見た目がオッサンだから出来る、普通の中学生には出来ないこととか



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見た目がオッサンなせいで出てくる人違いやその風格による勘違い(下は職場体験)



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など、正直設定的に出オチなんだろうなと思った作品でしたが、あまりにもキャラが濃すぎていくつもネタが出てくるんですね。そういう方向性の食い違いがあったか・・・!と、中学生とオッサンの顕著な違いを見るのも楽しいです。

尻すぼみになるかと思いきや、結構全体通してちゃんと面白いんです。




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しかも、最近4巻で完結した漫画なので、読みやすいですし、何より現代のネタ(2015年12月現在)も入れてくるというのがね。ユーチューバーになるとか。

非常に取っつきやすい作品ではあると思います。僕は声に出して笑いながら読んでしまいました。オススメします。

いきなり学年飛んで卒業式に入るので打ち切りであったとは考えられますが、惜しいなぁ〜〜〜と心の底から思います。掲載誌が違えば続いてたかも・・・?

でも最後も結構綺麗に終わってくれるので、安心してください。本棚に収める充実感は保証できると思います。気になりましたら是非、読んでみてくださいね!










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恋愛要素もあります(驚愕)



それではまた来週お会いしましょー。

10. 封神演義

どうも〜!笹団子です。


皆さんは映画とかって頻繁に見ますか?

読んだ漫画の感想を書いていくどころかとうとう映画の話になっちゃってますけど、僕は香港映画が好きなんですよね。

香港映画って何やねん?という方も多いと思いますが、分かりやすく言えばカンフー映画です。ジャッキー・チェンやジェット・リーが有名でしょうか。


香港映画は僕がひねくれてるせいもあるかもしれませんが、人間離れしたカンフーアクションは勿論、えぇぇ・・・?みたいなストーリー展開も笑いを誘ってくれるし、とても気に入ってるんですよね。

少林サッカーとか日本でも有名なんで、見られた方も多いのではないでしょうか。見た人は何となく分かると思いますが、笑えるっていうのはそういうことです


少林寺なんてカンフーアクションが凄すぎるしめっちゃ引き込まれるのに、最終的に少林寺が崩れて敵も味方も全滅するっていう「え?」みたいな結末を迎えますからね。

っていうかエンドロールが流れ始めた時本当に「え?」って言ってしまったんで。そんな終わり方・・・?みたいな。

ただ全滅と言っても料理長と子どもたちは生き残って、遠くの崖の上から崩壊する少林寺を眺める料理長が「生きるってのは、そういうことだ・・・」っていう。心に響きましたよねこれは。そうなんだ・・・みたいな。その後すぐにいやどういうこと?ってなっちゃったんですけど。


でも香港映画全てがそんなめちゃくちゃなストーリーって訳でもなくて、人並み外れたカンフーアクションはそのまま、普通に面白いものもあります。

中村獅童も侍役で出ているSPIRITや、有名どころは時計台から落ちるジャッキー・チェンのプロジェクトA少林サッカーの後継であるカンフーハッスル(BGMも最高)、ブルース・リーの死亡遊戯も最後の15分だけが本人(撮影中に亡くなったから)という最高の仕上がりになっています。突然動きのキレが格段に良くなるっていうね。


その中でも僕がオススメしたいのがイップマン(序章&葉問)ですね。何かもう、漫画っていうか香港映画の紹介になっちゃってますけど、イップマンってのはアイアンマンとかそういう感じじゃなくて、葉問(イップマン)っていう本名らしく、実在したブルース・リーの師匠とのことらしいです。

その人生にフィクションを加えて映画化したのがイップマン(序章&葉問)なんですが、この序章と葉問の2作品とも師匠が最初から最後までエグいほど強いんですよ。

ラスボスが出てきても「まあ負けないでしょ」みたいな、大剣や拳銃を持った敵が出てきても「まあ負けないでしょ」っていうずっとそんなカンジなんですが、魚市場でおおよそ30人相手に1人で闘うシーンとか、剣相手に掃除用具で迎えうつシーンとか、いっそ清々しさすら感じられるほど強いです。ワンパンマンほどじゃないけど。

でもカンフーアクションだけでなく、そのストーリーも普通に面白いもんで、当時の時代背景(太平洋戦争の頃)を忠実に再現しながら、とてもアツいストーリー展開を見せてくれます。

あえて詳しくは書きませんが、基本的に勧善懲悪のストーリーなんですよね。なので見ていて気持ちが良いんです。地上波でやったら絶対流行るのに・・・。最後の最後、良い意味でのまさかのオチに至るまで心が震えっぱなしです。興味ある方はYouTubeなんかでアクションシーンだけでも見てみてくださいね!今冬5年ぶりに新作公開ってのもアツい・・・!






長くなりましたが、今日の漫画はこちらです。







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オススメ度:★★★★★


藤崎竜先生の封神演義です。

あらすじ
今から3000年前の古代中国、殷の王朝時代。第30代皇帝紂王は邪心を持つ仙女妲己を皇后に迎えて以来、彼女の怪しい術に惑わされ、かつての賢君は見る影も無い抜け殻になり、国は乱れに乱れた。そこで仙人界崑崙山の教主元始天尊は悪の仙道を神界に封じ込め、革命による新たな王朝を作る計画「封神計画」を弟子の太公望に実行させる。
後に太公望は持ち前の頭脳と人を惹き付ける人格で仲間達を集め、宝貝(パオペエ)という仙界の道具を使い、共に封神計画を進めていく。そして順調に進む封神計画の中、新たな事実が次々と判明していくのであった。
(Wikipediaより)



さあ、ワンピースと同じ頃に連載開始した作品の一つである封神演義の登場です。これも中国のお話ですね。

ただ、三国志演義や漫画「キングダム」みたいに、史実を元にしたかと言えばちょっと微妙で、どちらかと言えば神話という認識の方が正しいのかもしれません。西遊記みたいな。

封神演義という題名からも、固いというか重厚というか、濃い中国史が綴られているかと思われるかもしれませんが、少年向けに非常にコミカルに描かれています。



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ちょっとコミカルすぎるだろこれはと思えるような部分も。


物語は、仙人界を代表する仙人である原始天尊の直属の弟子にあたる太公望(たいこうぼう)を主人公とします。

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風を操る宝貝(パオペエ)(魔法道具のようなもの)を使い、戦います。


あらすじの通り、時は殷から周へ変わる時代、美しい姿の女妖怪である妲己(だっき)と、それに骨抜きにされる紂王(ちゅうおう)の悪政に苦しめられる殷を倒し、周を新たに創るべく、原始天尊の命令を受けた太公望は、妲己やその仲間を倒していく封神計画を進めていきます。(仙人が息絶えると封神台へと魂が飛んで行き、封じられる仕組み)



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紂王(左)と妲己(右)


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周の武王


ちなみに妲己は分からないですけど、太公望、紂王、武王なんかは実在の人物です。先ほどイップマンの話をしましたが、元となる人物がいるだけで、物語自体はフィクションであるとのことですね。


一筋縄では行かない封神計画では、他にも様々な、濃くて心強い味方キャラ出てきます。主人公よりも存在感がある



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楊戩(ようぜん)


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哪吒(なたく)


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黄天化(こうてんか)


などなど、紹介すればキリが無いほど味方キャラが出てきます。あのワンピースと似た特徴として、凄いのは一人ひとりのキャラがしっかり立っているということです。地味なキャラが全然いなくて、出るキャラ出るキャラ、敵キャラでさえも、個性的で面白いキャラクターとなっています。


他には太公望のライバルであり、敵とも味方ともとれない最強の仙人・申公豹(しんこうひょう)

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始めから最後までずっと最強


そして、妲己の味方ではないが、殷を守る為にと太公望に立ちはだかる仙人聞仲(ぶんちゅう)

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というように、敵の敵が味方というわけでもなく、味方も多ければ敵も多くと、本当にたくさんのキャラクターが出てきます。デ〇ズニーオンアイスレベル。


特に聞仲は、今でもネットの「印象的なボスキャラ」の話題では必ずと言っていいほど名前を挙げられる、インパクトのあるボスキャラでした。その圧倒的な強さには、読んでいるこっちさえも絶望を感じたもんです。


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皆のトラウマシーン


そして、その魅力的なキャラクター達ですが、敵味方双方とも戦いの中でどんどん失われて行くんです・・・。敵が倒されるだけでなく、味方が倒されることもあります。毎回、涙無しでは見られません。

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と、ここまでキャラクターについて長々と書いてきましたが、内容ももちろん面白いです。テイストとしては、両方読んだことがある方しか分からない例ですが、キングダムというよりはマギ寄りであるかと思います。どちらかと言えば魔法やファンタジーの世界の物語であるように感じられますね。


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もう"古代中国"とか忘れよう。



先ほど書いた封神計画も、殷の滅亡も、ただでは終わりません。様々な人の、色々な思いが交錯し、その思いや裏側も緻密に描かれていきます。


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ここまで見たらもう読むしかないでしょ!

23巻でしっかりまとまって終わり、ずーっと飽きません。何か読んだことある人って意外といるもんですが、是非、未読の方はこれを機会に手をつけてみてくださいね!終盤も圧巻の面白さ。







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皆のトラウマシーン2(人肉ハンバーグ)



それではまた来週お会いしましょー。

9. 百万畳ラビリンス

こんばんは〜!笹です。


皆さんはゲームをプレイしたりしますか?

任天堂派ならマリオやカービィゼルダポケモンなんかは幅広く知られて一般の知名度も凄いですけれども。

ソニー派でメタルギアやFF、バイオハザード地球防衛軍なんかが好きな人もいるかもしれません。もしかしたらセガもいるのかな?


僕はどれかと言えば任天堂派で、小学生の頃はニンテンドウ64を親に買ってもらって、ありがてぇありがてぇとずっと遊んでいました。

実は僕の歳(22歳)だと小3くらいでもうゲームキューブの波が押し寄せるんですけれども、それでも、それでも負けずに64をしておりました。

そんな純粋な子ども時代から10年以上の時が経ち、何かだいぶ想像してたのと違う感じの大人になった今、友達と久々にやってみると、懐かしさと粗さ(無理があるだろ!みたいなゲームシステム)が最高すぎて・・・これに関しては皆さんも改めてやってみてください。


僕がオススメしたいのはドンキーコング64ですね。これとムジュラだけは専用の拡張パッチが必要という何かプレミアム感がヤバい感じのゲームソフトですけれども、その中のモンキースマッシュっていう4人対戦用ゲームは今やるとすごいですよ。

何せ1回戦が終わるのに1時間ちょっとかかりましたからね。どんだけ皆作戦練ってんだよ。当時は考えなしに殴りあって10分くらいで終わってたんですけど。

待ち伏せやら武器補充やら奇襲やらを考え、マップを頭に叩き込んで、2人で争ってる所に横から入ったり、上空から爆弾を落としたり、回復アイテムが現れるエリアを独占したりと、マジでSplatoonにも引けを取らないんじゃないか?とまで思えます(オンラインはもちろん無いけど)。とても面白いので、是非機会があれば!


ちなみに、思い出深いゲームは大相撲64になります。こっちは知らない人の方が多いかもしれませんが、千代の富士世代の力士達がコマンド入力で相撲を取るっていう、今思い出すとシュール過ぎて何で発売しようと思ったんだろうと疑問に感じてしまうゲームですが、時代が時代だったんでしょうね。ちゃんと上手投げをキメるコマンドとか細かく存在してたんですよ。

そのゲームが何で思い出深いゲームだったかって、ちゃんと行司の人(ハッケヨイの人)も出てくるんですけど、その行司の人が小学校の時クラスにいた永塚君に激似だったんですよね。

なので学校で永塚君は一躍人気者になったんです。「永塚、行司やってくれ!」って言うとやってくれて、これがまた、永塚君はゲーム内の行司を見てないはずなのにめちゃくちゃ似てるんですよね。今でも思い出し笑いするぐらい似てました。

つーか本人はゲーム内の行司を見たことないどころか全く知りもしないんで、「皆が笑ってくれるのは良いんだけど、俺は何で行司をやらされてるの・・・?」とかいう誰のどんな人生でもそうそう聞けはしないであろう名言を残してくれました。

行司の永塚君を生んでくれた大相撲64は、僕の大切な思い出の一つです。ありがとう、ニンテンドウ64そしてありがとう、行司の永塚君・・・(行司じゃないけど)。




そんな訳で今日はこちらの漫画です!



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百万畳ラビリンス / たかみち(ヤングキングコミックス)

オススメ度:★★★★★


たかみち先生の百万畳ラビリンスです。



あらすじ
人と関わるのが苦手な礼香はゲーム会社でバグ探しのアルバイトをしていたが、ルームメイトの庸子と共に木造迷路に迷い込んでしまい! ? 脱出不能の不条理不可思議なパラレルワールドは、どこまで行っても出口はみつからず……読者をグイグイ引きつける至高のミステリーファンタジー!



ということでこの漫画はズバリゲーム内で言う"バグ"が存在する異世界を冒険するお話です。ゲーム好きな方は、もうこの時点で引き付けられていませんか?


主人公はゲームのバグを探すのが大好きな少女・礼香。


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人と関わるのは苦手ですが、迷い込んだゲームのような世界をあの手この手を使って切り開いていく器用さを持っています。読んでいても驚いてしまう・・・!

礼香と、ルームメイトである庸子の2人は突然、まるでゲームの世界のような仕組みの異世界に飛び込みます。


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ところどころ粗がある世界。

突然迷い込んだ異世界から、元の世界へと脱出するため、時には"バグ"を利用しながら2人、冒険を進めていきます。



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※庸子(右側)は女性です。


この漫画では発想の面白さというか、まるでゼルダの伝説シリーズの謎解きのような面白さを感じられます。

アイテムやバグを「そう使うか!」「その手があったか!」というような使い方で用いて、存在する敵キャラ(異世界の住人?)をうまくいなしながら、異世界の謎へと迫っていきます。


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転送装置を重ねて"合わせ鏡"のようにしている。


冒険を進める中で、元の世界の人間とのコンタクト、異世界の秘密など、徐々に元の世界へ戻るための手がかりを得ていきます。



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元の世界の人間との通話。


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異世界の秘密が段階を追って解かれていく・・・!



まるで自分がゲームを進めているかのような感覚で、漫画を読むことができます。果たして、元の世界へ戻ることが最善なのでしょうか。そして、元の世界へ戻れるのでしょうか。

絵も綺麗ですし、何と上下巻の2冊でコンパクトに完結する物語です。

でも内容量は3巻分に至るぐらいはあるので、そこまで物足りなさは感じないと思います。2冊で手に取りやすいと思うので、気になりましたら是非読んでみてくださいね!






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終盤はほろりと来てしまう。


ではまた来週!能年玲奈さんのブログも読もうな!

8. ばらかもん

どーもー!笹川流れです。


皆さんは離島に行ったことはありますか?まあそもそも日本が島国なんで、既に離島にいる感は若干あるかもしれないですけど。

僕は今度、今年4回目の佐渡に向かいます。母親の故郷なんですが、いやもうとにかく凄く良いんですよね。


飯、空気、海などの景色、何を取っても最高で、トキなんかも結構飛んじゃってるし島の人たちは本当に温かいし、しかもTSUTAYAブックオフヤマダ電機みたいな全国チェーンの店も全然存在しています。

前に一緒に行った友達は「住めんじゃん!」と驚いてました。本当、そんな「弥生時代かな?」とか思うほどの田舎って訳でもないんで。いやまあ田舎なんだけど

新潟県自体、デカい割に観光に来てもあんまり見るとこないんですけど、佐渡は見るとこだらけです。金山とか日本酒とか海岸とかね。新潟県に来たらそのまま佐渡まで行ってしまって欲しいくらい、オススメの観光地です。

行く人はご一報くださればオススメの観光場所をお教えします。ぜひ、佐渡に行こう皆。


そんな佐渡ですが「長三郎」っていうお寿司屋さんがありまして、回転寿司屋ではなく座敷とカウンター席、そしてそこの寿司がまた美味いんですが・・・!

大将がまた粋でしてね、帰るお客さんには必ず「おっ、またよろしゅうね!」「よろしゅう!ありがとさん!」って必ず明るく声をかけるんですよ。

その小気味よい「よろしゅう!」も好きで、前に行った時もよろしゅうを楽しみに行ったんです。

店に入ったら早速出ていくお客さんがいたみたいで、いきなり、大将の声を聞くことができました。








「おっ!またよろしくーーーーーーー!」










何で"悲しい"という感情が芽生えたんだろう。



いや、意味同じだしね?別に「よろしく」で良いんですけど、何かね、もうこっちは「よろしゅう」の気持ちになってたっていうかね。

まあ最近この大将、新潟ローカルの番組でAKB48の歌を聞いてハミングしそれを聞いたNGT48のメンバーに早押しで歌を当ててもらうっていう企画(なんて企画だ・・・)に出てたり、この間なんて世界ふしぎ発見に出てたりと、人気者なんですよね。

もう知名度が全国レベルなんですよ、凄くないですか?下手したらNegicco(新潟ご当地アイドル)の知名度超えてるかもしれないんですよ。

そりゃ全国デビュー後じゃ「よろしくー!」って標準語スタイルにもなるわな・・・。





と言う訳で今日の漫画はこちらです。





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ばらかもん / ヨシノサツキ(ガンガンコミックス)

オススメ度:★★★★★



ヨシノサツキ先生のばらかもんです。


あらすじ
書道家の半田清舟は、ある受賞パーティーで自作を酷評した書道展示館の館長を感情に任せて殴りつけてしまう。見かねた父親は半田に「自分の人間として欠けている部分」を見つけさせるため、彼を自然豊かな五島へと送り込む。
内心では反省する気のない半田だったが、天真爛漫少女・琴石なるをはじめとする個性的な島民達と出会い、少しずつ心を動かされる。都会の温室で育った半田は耐性の無い田舎の環境や島独特の人間関係に戸惑いながらも、島民たちに助けられ励まされ挫折を繰り返しながら新たな書の境地を拓いていく。初めて出会った自然の世界やお互いに助け合う気持ち、それは型に嵌っていた半田の書、そして半田自身の心も少しずつ成長させていた。(中略)
愉快な五島の住民たちに翻弄されながらも、再び書の新境地を求める日々を送るのだった。(Wikipediaより)




このばらかもんの舞台も佐渡と同じく離島なんですね。長崎県五島列島というところです。

出身有名人と言えば、女優の川口春奈さんや声優の立木文彦さん、そして作者のヨシノサツキ先生も五島出身なんですよね。



この漫画は親子代々書道家で、都会暮らしだった主人公、半田清舟と


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主人公が移り住んだ家の隣の家の子、琴石なるちゃん


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の2人をメインに展開される物語となっています。

もちろん、温かく個性的な島民の人たちもたくさん出てきますけどね。


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何かいいシーン


ちょっと「よつばと!」っぽさもあるかもしれませんね。読みながら何かいいなって思う、ハートウォーミングなシーンが多いです。


でもハートウォーミングはそれだけじゃなく、ストーリーも完全に泣かせに来たりするんですよね



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5人中4人は泣くシーン(読んで確かめよう)



何回かこういう人情話にウルッと来ます。新巻では「家族みたいな存在じゃなく、はっきり他人だけど大切な存在」の話があって、これはぜひ実際読んでもらいたい・・・!それほどに心に響きます。


でも基本はギャグ漫画です。そのギャグも結構秀逸で好きですけどね。


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この流れ好き



やっぱり作者の出身地ということもあり"島民の気質"みたいなのの描写は細かいと思います。

そんなん漫画の中だし良い感じに描くでしょ〜って思うかもしれませんが、でも島民って本当にお互い他人でも生まれてくる繋がりとか、何か凄く強いんですよね。

うちの母親も佐渡出身で、爺ちゃん婆ちゃん2人とも共働きで忙しく「近所の人に育てられたよ」とか言っています。今でも実家の近くの商店街に戻ると長〜い世間話に入ったりしてますね。

母親の中学の同級生LINEグループなんて、1日で200件はたまる勢いらしいですからね。仲良すぎだろ!僕の同級生LINEグループとか1年に1回すら動かないんだけど。


そんな感じで、漫画だから〜と割り切らずに、有り得る話なんだろうなーと思いながら、その風土を感じながら読んでみて欲しいです。

温かい気持ちになること間違いなし、離島に行ってみたくなること間違いなしの漫画です。

まだ12巻なので、一気に買うチャンス!全然借りずに買うことをオススメしますよ。





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やっぱり、何かいい・・・。



それではまた!僕は佐渡行ってきます!