笹団子の降る夜

読んだ漫画の感想を、自分勝手に書きます。

1.めぞん一刻

はじめましての方ははじめまして!Twitterからの方は日頃からお世話になっております。ささっこです。

唐突ですが、ブログ始めました。

いや最近、漫画を読む熱が猛烈に上がってきまして、もともと結構読んでたんですけど、多分今までの3倍以上は漫画への出費が増えています。助けて欲しい。


というわけで、今まで読んできた漫画とか最近読んだ漫画とか、感想をどこかで残しておけたらな~と思っていたので、それ用のブログ始めちゃうことにしました。

まあね、アイコンのキャラ、笹 団五郎くんって言うんですけど、地元である新潟県の漫画PRキャラなんですよね。

そのPRキャラからアイコン使用の許可を地味に頂いている身としては・・・やっぱりね、後ろめたさとか感じてたんで。地元が誇る漫画PRキャラなのに、僕が何かTwitterで変なツイートばかりしてるってなったら風評被害甚だしいですから。

もともとボキャブラリーも少なく文章もつたないですが、読んだ漫画だけでも面白く、何かイイ感じに紹介できたらと思っています!出来れば週一ペースで・・・!

読書メーターのレビューにでも書いとけぐらいの感想しか述べられないかもしれませんが、よろしくお願いします!



では早速、1つ目の漫画を。



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オススメ度:★★★★★(5段階中)




あらすじ
「一刻館」という名の古いアパートの住人・五代裕作と、管理人としてやって来た若い未亡人・音無響子を中心としたラブストーリー。人よりも苦労を背負い込んでしまう世渡り下手な青年・五代裕作と、生来の鈍感さと亡き夫へ操を立てるがゆえの真面目さを合わせ持つ美貌の管理人・音無響子の織り成す恋愛模様について、周囲を取り巻く常識はずれの面々が住むおんぼろアパート「一刻館」を舞台に、高橋独自のリズミカルでコミカルな展開で小気味良く描かれる。(Wikipediaより)


らんま1/2」「うる星やつら」「犬夜叉」「境界のRINNE」などの作者でもある高橋留美子さんは、実は新潟県出身の漫画家なんですよ。ご存知でしたか?

ご存知ないと思いますが、他にも新潟県出身の漫画家さんは有名な方が多いです。いつか紹介できたら良いな。


新潟駅の地下にある文信堂書店さんの看板も、その縁あってかめぞん一刻のキャラが描かれています。


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文信堂書店 看板



まあそれはさておき肝心の内容ですが、いやもうとにかく管理人さんが可愛い。結婚したいなと思う。

高橋留美子さんがこのめぞん一刻で「萌え」というジャンルの原型を編み出したと言われるくらいですし、読むと分かりますが、管理人さんはまさに理想の女性像なんですね。

普通魅力的な女性キャラって男性作者が書くことの方が多い気がするんですが・・・高橋留美子さん、何で男性の好みを心得てるんだろう。恐れ多いんだけど。

例えばこちら

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主人公の五代君に対し、好きとかそういう感情をなかなかはっきりとは見せない管理人さんですが、時たまこういう明らかに意識しているような行動を取ってます。仕草がいちいち可愛い。上は確か、こずえちゃんという高校の頃の同級生である女の子と一緒にいる五代君を見て拗ねる管理人さんでしょうか。

しかしこのように管理人さんが素直になれないのは、1度夫を亡くしてしまったから、未亡人であるからという理由もあるんです。

もう好きな人が先に行ってしまうのは嫌だから、誰かを好きになるのが怖い・・・という、何とも複雑な事情ですね。

管理人さんに恋をした五代君は、この問題を克服できるのか、ただでさえ素直じゃない管理人さんに想いは伝わるのか、読む側としてはやきもきしながらストーリーを楽しむことが出来ます!


一刻館の他のメンバーもヤバイ人ばかり。


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主人公の部屋で勝手に宴会を開く他の部屋の住人達。部屋のノリって何だよ。


たまにこういった名言も生まれます。 

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八神さん、高校生なんだけどな・・・。


また平成生まれの僕に、一刻館というアパートや登場人物の雰囲気から、昭和という時代も良いなぁと思わせてくれます。携帯が無い時代、これはこれでドラマチックだ。

ただちょっとね、謎の「無人島漂流回」とか、やけに主要キャラぶってた二階堂が、後半アレお前何してるん?ってくらい影が薄くなってたりするんですが、これはこれで楽しめるかなと。

最後まで読み終われば、充実感は必ず得られると思います。文庫版なら10冊なので、是非興味がありましたら読んでみてください!



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難しいよな・・・。



以上です。良いシルバーウィークを。