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笹団子の降る夜

読んだ漫画の感想を、自分勝手に書きます。

8. ばらかもん

どーもー!笹川流れです。


皆さんは離島に行ったことはありますか?まあそもそも日本が島国なんで、既に離島にいる感は若干あるかもしれないですけど。

僕は今度、今年4回目の佐渡に向かいます。母親の故郷なんですが、いやもうとにかく凄く良いんですよね。


飯、空気、海などの景色、何を取っても最高で、トキなんかも結構飛んじゃってるし島の人たちは本当に温かいし、しかもTSUTAYAブックオフヤマダ電機みたいな全国チェーンの店も全然存在しています。

前に一緒に行った友達は「住めんじゃん!」と驚いてました。本当、そんな「弥生時代かな?」とか思うほどの田舎って訳でもないんで。いやまあ田舎なんだけど

新潟県自体、デカい割に観光に来てもあんまり見るとこないんですけど、佐渡は見るとこだらけです。金山とか日本酒とか海岸とかね。新潟県に来たらそのまま佐渡まで行ってしまって欲しいくらい、オススメの観光地です。

行く人はご一報くださればオススメの観光場所をお教えします。ぜひ、佐渡に行こう皆。


そんな佐渡ですが「長三郎」っていうお寿司屋さんがありまして、回転寿司屋ではなく座敷とカウンター席、そしてそこの寿司がまた美味いんですが・・・!

大将がまた粋でしてね、帰るお客さんには必ず「おっ、またよろしゅうね!」「よろしゅう!ありがとさん!」って必ず明るく声をかけるんですよ。

その小気味よい「よろしゅう!」も好きで、前に行った時もよろしゅうを楽しみに行ったんです。

店に入ったら早速出ていくお客さんがいたみたいで、いきなり、大将の声を聞くことができました。








「おっ!またよろしくーーーーーーー!」










何で"悲しい"という感情が芽生えたんだろう。



いや、意味同じだしね?別に「よろしく」で良いんですけど、何かね、もうこっちは「よろしゅう」の気持ちになってたっていうかね。

まあ最近この大将、新潟ローカルの番組でAKB48の歌を聞いてハミングしそれを聞いたNGT48のメンバーに早押しで歌を当ててもらうっていう企画(なんて企画だ・・・)に出てたり、この間なんて世界ふしぎ発見に出てたりと、人気者なんですよね。

もう知名度が全国レベルなんですよ、凄くないですか?下手したらNegicco(新潟ご当地アイドル)の知名度超えてるかもしれないんですよ。

そりゃ全国デビュー後じゃ「よろしくー!」って標準語スタイルにもなるわな・・・。





と言う訳で今日の漫画はこちらです。





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ばらかもん / ヨシノサツキ(ガンガンコミックス)

オススメ度:★★★★★



ヨシノサツキ先生のばらかもんです。


あらすじ
書道家の半田清舟は、ある受賞パーティーで自作を酷評した書道展示館の館長を感情に任せて殴りつけてしまう。見かねた父親は半田に「自分の人間として欠けている部分」を見つけさせるため、彼を自然豊かな五島へと送り込む。
内心では反省する気のない半田だったが、天真爛漫少女・琴石なるをはじめとする個性的な島民達と出会い、少しずつ心を動かされる。都会の温室で育った半田は耐性の無い田舎の環境や島独特の人間関係に戸惑いながらも、島民たちに助けられ励まされ挫折を繰り返しながら新たな書の境地を拓いていく。初めて出会った自然の世界やお互いに助け合う気持ち、それは型に嵌っていた半田の書、そして半田自身の心も少しずつ成長させていた。(中略)
愉快な五島の住民たちに翻弄されながらも、再び書の新境地を求める日々を送るのだった。(Wikipediaより)




このばらかもんの舞台も佐渡と同じく離島なんですね。長崎県五島列島というところです。

出身有名人と言えば、女優の川口春奈さんや声優の立木文彦さん、そして作者のヨシノサツキ先生も五島出身なんですよね。



この漫画は親子代々書道家で、都会暮らしだった主人公、半田清舟と


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主人公が移り住んだ家の隣の家の子、琴石なるちゃん


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の2人をメインに展開される物語となっています。

もちろん、温かく個性的な島民の人たちもたくさん出てきますけどね。


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何かいいシーン


ちょっと「よつばと!」っぽさもあるかもしれませんね。読みながら何かいいなって思う、ハートウォーミングなシーンが多いです。


でもハートウォーミングはそれだけじゃなく、ストーリーも完全に泣かせに来たりするんですよね



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5人中4人は泣くシーン(読んで確かめよう)



何回かこういう人情話にウルッと来ます。新巻では「家族みたいな存在じゃなく、はっきり他人だけど大切な存在」の話があって、これはぜひ実際読んでもらいたい・・・!それほどに心に響きます。


でも基本はギャグ漫画です。そのギャグも結構秀逸で好きですけどね。


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この流れ好き



やっぱり作者の出身地ということもあり"島民の気質"みたいなのの描写は細かいと思います。

そんなん漫画の中だし良い感じに描くでしょ〜って思うかもしれませんが、でも島民って本当にお互い他人でも生まれてくる繋がりとか、何か凄く強いんですよね。

うちの母親も佐渡出身で、爺ちゃん婆ちゃん2人とも共働きで忙しく「近所の人に育てられたよ」とか言っています。今でも実家の近くの商店街に戻ると長〜い世間話に入ったりしてますね。

母親の中学の同級生LINEグループなんて、1日で200件はたまる勢いらしいですからね。仲良すぎだろ!僕の同級生LINEグループとか1年に1回すら動かないんだけど。


そんな感じで、漫画だから〜と割り切らずに、有り得る話なんだろうなーと思いながら、その風土を感じながら読んでみて欲しいです。

温かい気持ちになること間違いなし、離島に行ってみたくなること間違いなしの漫画です。

まだ12巻なので、一気に買うチャンス!全然借りずに買うことをオススメしますよ。





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やっぱり、何かいい・・・。



それではまた!僕は佐渡行ってきます!