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笹団子の降る夜

読んだ漫画の感想を、自分勝手に書きます。

19. ヒナまつり

どうも〜!こんばんは!


皆さん、ひなまつりはいかがお過ごしですか?


ひなまつりなんて男兄弟しかいない家族では縁のない話なのかなぁなんて思いますが、「ひな人形」ってあるじゃないですか。




アレ、怖くないですか?





まあそもそも日本人形が結構怖いなってのはあるんですけど、日本人形なんてあんまり身の回りに無いですし、エンカウントがあるとしたら期間限定で出没するこいつらひな人形なんですよね。


もうこのひな人形が凄く怖くて、子どもの頃嫌いだったんです。


僕の母方の実家である佐渡には、よく覚えてないですけど、ひな人形がめちゃくちゃいる凄い豪華なひな壇があったんですね。


本当覚えてないんですけど、かなり下壇の方まで行くと牛車引いてる人いません?とりあえずその辺りの檀まではあって、五人囃子でもまだまだ上部に入るみたいな、かなり豪華な奴だったんですよ。





僕、失神したらしいですからね。






いやマジで・・・あの2対だけでもめっちゃ怖かったんですけど、それが牛車引いてる人のとこまで沢山いるんですよ。あのひな壇を初めて見た時、子どもだったってのもあって、気づいたら起きたとこ、そして何か風邪っぽくなっていたのを覚えています。一種の呪いみたいでどっちにしろ怖いなこれ。 


お内裏様もめっちゃリアルな刀持ってますしね。人形なのに抜刀もできちゃうし、トイストーリーとか(悪役で)出てくれないかな。



特にオチもないので今週の能年玲奈あるある行きます。



「ブログで『楽しい〜〜〜〜!』『あはは!』『♪』を使いがち」




















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ヒナまつり / 大武政夫(ビームコミックス)

オススメ度:★★★★★

大武政夫先生のヒナまつりです。


あらすじ
若手ヤクザの新田の部屋に突如として現れた楕円形の物体。その物体にくるまれていた少女ヒナは行くところがないと新田の家に住み着いてしまう。新田は少女を追い出そうとするが、強力な超能力者であったヒナが暴れたために新田は仕方なく言うことを聞くことになる。ずぼらで何も出来ないヒナに、ついつい新田は世話を焼き、ヒナは自分の超能力を当てにした何かをさせようとはしない新田に信頼を憶えていく。そんな中、新田の所属する暴力団の組長が襲われ、新田は若頭に相手の暴力団に1人で殴り込めと命じられる。それでもヒナには関係ないと単身乗り込もうとする新田だったが、ヒナは敵の暴力団事務所に乗り込み壊滅させた。このことに恩を感じた新田は正式にヒナと一緒に暮らすことになり、常識知らずの超能力者ヒナと、それに振り回されるヤクザの新田と周囲の人々のドタバタした結果オーライな日常が繰り広げられていく。(Wikipediaより)



ということで、何事も無かったかのように強引に漫画の紹介に入ってしまいました。きっと何も無かった。


あらすじの通り、サイキック少女×ゆるゆるヤクザ男の結果オーライ感溢れるギャグ漫画となっております。




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上の画像のような、このシュールな展開が癖になるんですよね。


主人公のヒナは宇宙からやって来た超能力者なのですが、本来の目的も忘れ、また最近では超能力すら何も使っていないような状態となっております。


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どっちみち使わないことが多いんですけどね。


1. キャラの濃さ

何と言っても出てくるキャラのほぼ全てが強い濃さを持っています。


それぞれのキャラに色んな人生があって、こんな設定ってズルいなぁと感心させられてしまいます。



ヒナの弁当を作ったりと全然怖くないのに怖がられているヤクザ、ヒナと同居している新田や。


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中学生なのに真面目に仕事に励む瞳ちゃん




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ヒナと同じ超能力者だが、環境を移ろいホームレスになったりラーメン屋に居候したりという波乱万丈な人生を送るアンズちゃん



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このような濃いそれぞれのキャラの話が、どんどん広げられ、また話を重ねる毎にどんどん深入りし面白くなって行きます。


でもこれらの難しい設定を全て纏めて活かしきっているあたりが、作者の腕なのでしょうかね。



2. シュールさ

一言にシュールさと言っても、あまり伝わらないですよね。僕の勝手な解釈では「じわじわくる」といった感じだと認識しています。




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こんなシュールなSOSって無いですよ。


雪のイクラの彫像でSOSサイン、もう字面だけでじわじわと面白いですよね。


こういうシュールな展開がまさにスルメのように、じわじわとハマっていく要因であると思われます。



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先ほどの3人についてもそうです。それぞれの設定をシュールな活かし方で、ストーリーに落とし込んでいるんですね。




3. 良い話もある

良い話もあります。特に先ほども紹介したアンズちゃんが活躍する回は、毎回涙なしには読むことが出来ないほどの、人情味あふれる良い話です。



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一緒に生きてきたホームレスのおじさん達との別れ(ラーメン屋に養われる)や




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養われたラーメン屋で知る家族愛



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そのラーメン屋の跡継ぎ。


どれを取っても良い話なんです。。。


ヒナとは同じ経歴のはずなんですが、まるで違う、波乱だけど人情味あふれる良い人生を送り、良い子になっています。


不良少女でホームレスですよ。そんな子が今やお世話になっているラーメン屋の後を継ごうなんて・・・。っていうか、作者のストーリーの幅広すぎません?


アンズちゃんはほぼ毎回ですが、ほかの登場人物がメインのお話でもグッとくる話はあります。泣けます。







いかがでしたでしょうか?シュールなギャグ、キャラの濃さ、そして時々良い話・・・このバランスが最高の作品だと思っています。


昨日の3/3のひなまつりに発売されたヒナまつり(10巻)では高校生編に入りました。ワンピースで言うと61巻の新世界編って感じですね。2年後的な。


皆さんもひなまつり、ヒナまつりを、頭空っぽにして読んでみてはどうでしょう。













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アンズちゃん・・・なんて良い子なんだ・・・(泣)


それではまた来週お会いしましょう。