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笹団子の降る夜

読んだ漫画の感想を、自分勝手に書きます。

21. 五時間目の戦争

こんばんは!笹です。


皆さんは「得体の知れない何か」と戦った経験はありますか?


開幕から完全に意味不明なこと書いてるけど、この人頭大丈夫なん?と思われるかもしれません。


でも正直、結構な人が「得体の知れない何か」と戦った経験があると思うんですよね。これが起こるのは主に暗闇です。


いざ夜寝ようとした時に聞こえるはずのない物音がするとか、上の階の人が爆音でFear, and Loathing in Las Vegasの歌を流すならまだしもお経が流してくるとか、どうして?と感じる未知を暗闇で経験するのは非常に怖いんじゃないでしょうか。僕は怖いです。今回は前置きにそのお話をしたいと思います。



僕は実家から学校に通ってるんですけど、終電を逃して友達の家に泊まるようなことが何回かあったんですね。


その中で1度だけ、耐えきれなくなってトイレを借りてうんこをしたんです。友達の家でうんこ、結構申し訳ないなとは思ったんですけどこんな時に限って難敵のうんこだったんですよ。


変な話、全然出なかったんですよね。めっちゃ詰まってんですよ肛門で。飯を食いながらこのブログを読んでる人には申し訳ないんですけど、力んでも全然出ないんですよね。出かかってるのに。


力んでも腸から出る感じがしないというよりは、どちらかと言うと肛門で詰まって出そうで全然出ていかない、でも圧をかけ過ぎると半端なさ過ぎる勢いで出てきそう(便器を汚す危険性がある)といったところでした。というか、別にうんこが出そうな様子とか正確に書き記したところで話に何の関係もないんですけどね。割愛します。


約30分ほどでしょうか、それはそれはもう大変な戦いだったんですけど、戦いに見事勝利しトイレから出ると・・・電気がついていない。


友達がまだ2人残ってたはずなんですけど、廊下も部屋も電気が消えて真っ暗だったんですよね。


でもまだ12時くらいで、2人とも寝るような時間帯ではないはずなんです。ましてやドンキーコング64でオールしようぜw」とか言ってたんで。


しかも電気のスイッチがどこにあるかも分からず、明かりをつけることが出来ません。最悪スマホのライトがあるんですけど全然考えもつきませんでした。なぜなら僕は既にこの状況の所以が分かってしまったからです。


「はっは〜ん」と思った僕は、トイレの前から動かずにこう声をかけました。







「おい!電気つけて!もう分かってっからよ!w」









そうです、暗闇の何も見えない中で僕を脅かそうとしていると、瞬時に判断してしまったんです。


なので僕はもう決して脅かされまいと声を発し続けました。出てこいと、いやもう全然驚かんぞと、いるんやろ?寝てないやろ?と、この暗闇にどこかにいるはずのイタズラ好きな友人2名に声をかけ続けました。














10分後、玄関から2人が帰ってきました。














・・・もう全然、うんこと戦ってたせいでコンビニに出かけたとか気が付かなかったわ。


暗闇の中誰もいない部屋で「お客さん0人のトークショー」を開催してしまいました。俺自体が怖いじゃねぇか。


まあ若い頃の島田紳助さんもね、鍵の開いた明石家さんまさんの家に約束通り1人で入って暗闇で「いるんやろ??」って小一時間喋ってたら玄関から帰ってきたらしいんで。玄関から2人が帰ってきた時、真っ先に思い出したのがこのエピソードでした。


皆さんも暗闇で正体のわからない何かと戦い続けるのはやめましょう!オススメは出来ません。当たり前だけど。








今日はこちらの漫画です。











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五時間目の戦争 / 優(角川エースコミックス)

オススメ度:★★★★★


優 先生の五時間目の戦争です。


あらすじ
瀬戸内の離島の中学校。新たな授業として三年生たちに課されたのは、正体不明の敵との「戦争」だった! ところが、クラス一の俊足の双海朔と、その幼馴染の安居島都の二人だけは、なぜか出兵不適格の烙印を押され…。(Amazonより)



というわけで今回は、「おおかみこどもの雨と雪」のコミカライズもされていた、優 先生の作品です。ひじょうぐちさん(@SRDexit)に紹介していただきました!


僕、この作品の広告のキャッチコピーが凄く好きなんですよね・・・。




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世界の終わりが明日でも、きっと私は恋をする。


マジでか・・・と思いました。明日世界の終わりだとして、だとしても、きっと私は恋をするんですよ。


いや全然「リアリティが無ぇよ!」とかそんなツッコミを入れたいんじゃないんです。恋してる場合かとかそんなことじゃないんです。


急に訪れた緊急の事態の中で世界中がパニックに陥ってる中でも、あなたに恋をしてしまう・・・そんなにも強い"恋"ってこの世にあるんですかね、っていうそういうことなんです。そこまで純粋に強い想いって、何か美しいですよね・・・。


まあ僕も世界の終わりが明日でも、確実に能年玲奈が好きなんですけど。



1. 戦争を生き抜く人々

タイトル通り、この漫画は戦争を描いた漫画です。まあデモとかでね、世間がナーバスになっているのかなと思うんですけれどもあえてね。実はこれ、誰と戦争をしているのか分かってないんです。


国?宇宙人?異世界?全く分かってないんです。人を殺す攻撃だけが空から飛んでくる感じで、源が掴めていないのです。


例えば宇宙人が地球を攻める時に、宇宙からレーザーを放ち人々の住む大陸を焼き払うとか、ロボットに暴れさせるとか、そうなると本当に「相手が分からない」状態ですよね。


宇宙人と戦ったりしちゃうと、意外とそうなっちゃうのかもしれないです。怖すぎ。



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世界観はほぼ現代だと思います。しかし、確実に生活や生死観は戦時中のそれなんですよね。


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物資が来るとか、出征とか、疎開とか、歴史の教科書の近代の章でしかお目にかかれない言葉ばかりです。


この独特の世界観を楽しむのがまず1つです。「本当にこうなることもあるかもしれんなぁ」みたいにね。


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2. 戦争中の中学生の思春期を丁寧に

物語の要は、授業という名目で戦争に駆り出される中学生たちです。ただしこの戦争は1日行ったら帰ってくることができます。



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戦争に行って死ぬかもしれないという現実を生きる中学生たちは、悩み、苦しみ、励まし合い、強くなって行きます。



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もちろん、上記で述べた恋のシーンも!複雑に異性関係が絡み合い、思春期であることも相まって、ハラハラドキドキさせられてしまいます。もういい大人なんだけどな・・・。



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これらのような中学生の心情描写が凄く丁寧だと思いました。BUMP OF CHICKENだったかの歌の歌詞で「大人の振りして背伸びをする本当のガキだ」みたいなのがあったと思うんですけど、本当そんな様子が見え隠れするんですよね。


強がってるけど、本当はそんなこと思ってない。嫌だけど、「嫌じゃない」って言う。思わず理性が失われる。・・・など、大人のようで、1番子どもに思われる時期を読みとるのも何だか楽しいです。


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3. 正体不明の敵との戦争

この漫画の肝は心情の揺れ動きだけでなく、ミステリアスな正体不明の敵にもあると思います。


冒頭で正体不明の敵と戦うのはやめようとお話しました。このブログ、地味にドラマ版孤独のグルメばりの伏線回収を心がけてるんですけど、本当に戦いたくないと思えますね・・・暗闇でもないのに未知の敵とか怖すぎ・・・。


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このような謎の敵に立ち向かう隊員の役目が、とうとう田舎の島の中学生にまで回ってきたと。そりゃ葛藤もあれば、冷静に突き止めようとする人もいるもんです。



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こういう時の大人の諦めたような感じって、何かちょっとイヤですよね・・・。


ストーリーの中で、敵の正体が少しずつ明るみに出てきています。これからの展開がどうなるのか、倒せるのか、倒されるのか、中学生たちが正体のヒントを発見するのか、見どころは満載となっています。

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いかがでしょう?まだ3巻までしか出ていないですし、続きが気になり続けている作品です。絵柄も可愛い。


今、LINEマンガでも無料で数話読めるようなので、気になったらぜひ見てみてください!











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何で中学生でこんな悟ってるんや・・・。





それではまた来週!