ども!ささです。更新するの完全に忘れていました。そういえばブログやってたなとか思いました。すいません。半年ぶりです。
皆さんは何か印象に残っている音楽ってありますか?
まあ印象に残っている音楽っていうのはそれはそれとして、全然関係の無い小学生時代に印象に残った音楽の先生の話をしますけど、音楽の先生、めちゃくちゃ変わってたんです。めちゃくちゃ変わったオッサンだったんです。
妹の代ではそのオッサンの先生は居なくなって美人な女の音楽の先生が新しく入ったみたいで「は?」と思いましたけど、まあそのオッサンのことも僕はそんなに嫌いじゃなかったんです。
何でかっていうととんでもないホラ吹きだったからです。
え?どゆこと?と思うかもしれませんが、そのまんまです。全然、もうヤバいくらいの嘘つきでした。音楽の先生だから実際にホラ貝を吹くのがスゲーうまかったとかそういうんじゃなくって、普通にホラ吹きでした。
けど何でそんな嘘つきな先生が嫌いじゃなかったかって、大体は有り得ない嘘だったんですよ。小学生でも「えぇ・・・」と思うような。
音楽の先生「威風堂々の作曲家は教科書に書いてある『エドワード・エルガー』という人です。・・・実は友達なんですよね、私」
僕ら「「「(!!?!???!?)」」」
何か全然、冗談っぽい感じじゃなくてマジっぽい感じで言うんですよね・・・。
驚くのも無理は無くて、なぜなら教科書に生没年も書いてあるし、友達ってのが本当なら晩年に友達になったとして80歳越えてるはずなんですよ。マジで?というね。教壇に今立ってるオッサンって80歳越えてんの?というね。
他にも「実は前科がある」とか「前世がフクロウでした」みたいな、小学生に対してその嘘大丈夫なの?みたいなスタイルを持ったオッサンでした。
最終的には腹筋がめちゃくちゃ硬いとか言って、生徒に腹を殴ってみろと言って殴られといてブチ切れるという奇行によりPTAに辞職に追い込まれそうになったとか聞きました。本当でしょうか。何ならもっと早く移動してもらって、僕の代も美人な音楽の先生の方が良かったんですけどね・・・いや普通に、嫌いじゃないってだけだったから特別な想いとかは別に・・・。
というわけで、久々に紹介する漫画はこちらです!
BLUE GIANT / 石塚真一(ビッグコミックスピリッツ)
オススメ度:★★★★★
石塚真一先生のBLUE GIANTです。
あらすじ
宮城県仙台市に住む高校生・宮本大はまっすぐな性格の持ち主だが、将来なにをしたいのか分からず学生生活を送っていた。ある日聞いたジャズの曲に興味をひかれ、初めてのライブハウスでのジャズ演奏を目の当たりにして、サックスプレーヤーを目指す。
音楽・ジャズをテーマにした、本当に素晴らしい漫画です。ジャズをまともに、たくさん聴いたりしたことはないんですが、それでもアツい内容にグッと来てしまいます・・・!
物語は仙台の高校生・宮本大が友達と聴いたジャズの演奏に惹かれ、その影響で兄の初任給からローンで買ってもらったサックスで、世界一のジャズプレイヤーを目指していくストーリーです。
兄に貰った高いサックスを大事に大事に、毎日毎日吹きながら、ジャズプレイヤーを目指す彼の成長と、人間模様を描いた漫画です。アツいし、あったかいんですよ・・・。
1. 外装までオシャレ
まずはこちらをご覧下さい。
てかまず表紙カッコよくないですか?
すんごいオシャレでカッコイイ、見ていたくなる表紙です。タイトルのフォントにまで毎回工夫を凝らす徹底ぶり!
自分の実家の本棚に入れてみても
これは女の子にモテる本棚。
一気に9冊入っただけでいきなり跳ね上がるオシャレさです。まあ個人的には隣におかれた中間管理録トネガワの堂々たるタイトルも好きなんですけどね。
あと実家に女の子とか来たことないんで、全然、意味無いんですけど。しかもコレ実は友達から借りて読んだやつなんですね。何勝手に本棚に入れてんだろ。
もちろん、漫画内に出てくるシーンもすんごいオシャレに描かれておりますよ!
2. アツいジャズシーンに胸打たれる
1つ目でさんざオシャレオシャレ言っておいて何なんですけども、ジャズはオシャレだから好きになるという訳では無いのが普通の価値観のようです。
ジャズが熱くて激しい、そんなイメージ皆さんはありましたか?聴いてみておお確かに・・・!と思えてしまうのは凡庸な感覚なのかも分かりませんが、漫画ではその辺のアツさや激しさが的確に表現されていると思います。
一応主人公のサックス演奏シーンだけ挙げましたが、主人公の他にもピアノやドラムス、ギターなんかも、絵からアツさや激しさが存分にこちらに伝わってきて、心が震えます。
3. ジャズを通した人間模様
ジャズはもちろんですが、音楽に情熱を燃やす人の音楽への想いや、音楽が大好きな人への周りの人の想いがね・・・泣けんすよね。
主人公の家族、先程の兄や、妹、両親の想い。
親父さんの「やれよ」のシーンも良いです・・・!
他にも主人公の友達の想い。
主人公含む、音楽・ジャズが大好きな人たちの想い。
その全ての想いとシーンに毎回毎回、全然別の想いがあっても、凄い泣けてきてしまいます。
ボロボロボロボロ泣きながら既刊まで読んでしまいました。バーーーッと飽きずにひたすらに読んでしまいました。
それぐらい、ジャズを好きで世界一を目指す主人公を取り巻く周りの人物のそれぞれの想いにこちらまで突き動かされ、次は次はと夢中になってしまいます。主人公と共に成長する友達や、周りの大人達が段々と認めてくれるその快進撃に夢中になります。
いかがだったでしょうか。正直僕はイケメンの友達から借りて読んだんですが、全巻買おうかなと思ってます。そのぐらい、オススメしたい漫画です!どっちかと言うと感動に突き動かされて久々にこのブログも更新しちゃいましたから。
是非とも全巻買って、読んで、泣いて、本棚に収めて、皆さんモテまくってくださいね(普通に面白いですからね!)。
僕の能年玲奈に対する想いと一緒やんか・・・(?)
それではまた1年後とかに。
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