笹団子の降る夜

読んだ漫画の感想を、自分勝手に書きます。

28. アライブ -最終進化的少年-

こんばんは。ささです。

 

皆さんは田舎に住んだ事はありますか?

俺は実家の新潟も今住んでる山形もなかなか田舎の方なんですが、ていうか田舎に住んだ事しかないんですが、それでも「こういうとこ、都会の人が住んだら発狂するんだろうな〜」と思える節が多々あります。 

 

スーパーもドラッグストアも定食屋も20時には閉まりますし、娯楽が無くパチンコ屋やスナックが乱立し、何より人が外を歩いていません。

 

とりあえず街灯がないんですよね。夜は''闇''を歩きます。実家の方では回覧板で「さすがに街灯いるくない?付けてくださいっていう署名集めてるから記入して」っていうのが回ってきたんですけど、自分の集落にはじさまばさましか住んでいないので「暗くなったら寝りゃ良くね?」っつって全然署名が集まってませんでした。いや間違ってはないんですけど。だからと言って朝4時くらいに日が昇った瞬間軽トラを走らせるのも勘弁して欲しいんですけど。

 

でも田舎はいいとこです。来る者拒まずどころかよそ者にめちゃくちゃ厳しいですが、友達になると様々な恩恵を受けられます。今は山形に来て友達のいないよそ者になってしまったので、まあなんというか、普通に差別されています。あのすみません・・・寂しいので誰か電話で俺とお話してくれませんか?

 

 

 

今日の漫画はこちらです。

 

 


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アライブー最終進化的少年ー / 河島正あだちとか(講談社コミックス月刊マガジン)

 

あらすじ

舞台は日本の中心、東京。

幼い頃、両親を交通事故で亡くした叶太輔は、姉であり、自身が通う高校の養護教諭である叶陽子、幼馴染の落合恵、そして親友である広瀬雄一と共に普通の高校生活を送っていた。

ある日、太輔は「何か」が自分の中に落ちて来たのを感じる。そのときは気のせいとやりすごすが、その日の帰宅途中、自分の目の前に笑顔の少女が飛び降りて来て自殺した。「自殺」……それを一瞬、羨ましいと感じてしまった太輔は大きく戸惑う。さらに自分の周りだけでなく、日本全国、世界各国で、ときを同じくして自殺者が相次いでいることを知り、動揺する。

後に<悪夢の一週間>と呼ばれる日々の始まりだった。

 

SF作品でした。今はノラガミを連載されている作者さんの前作です。

 

まず「ラスボスが決まっている」のがいいなーと個人的に思いました。

少年漫画によくある、めちゃくちゃ強いフ〇ーザを倒したら、更に強いセ〇が現れて、倒したらまたさらに強い魔人〇ウが現れて・・・という訳ではないんです。最初から脅威となるラスボスが決まっていて、しかもそれが主人公の幼馴染で、助けなければ・・・!という展開がめちゃくちゃ面白かった。

全21巻ありますが、途中途中の敵との闘いも普通に面白いです。最後はもう満を持してのラスボス戦で、読みながら気持ちも燃えに燃えっぱなしです。このラスボス戦で人間関係等色々な事が解決に向かっていくのが・・・ズルいな〜〜と思わせます。

 

戦闘描写も凄く迫力があります。ページを開く事にぶわっと圧倒されるような描き方で、セリフが無くても暫くじっくりページを眺めてしまいます。

 

最近の漫画ってどんどん新しい設定をって感じで、王道的な面白さよりも今までにない斬新さというか、新しい着眼点で描かれるものが流行ってきているような気もして、そんなに新しさって大事かな?と思ってしまいます。2000年代とそこそこ古い漫画になりますが、逆に今読んだ方が面白いのかも、とも思いました。登場するガラケーに時代を感じましたが、むしろその時主人公達と同い年くらいだった自分と重ねて読めて良かったかもしれません。

 

主人公も中学生→高校生→社会人と成長していくので、人間関係のきめ細やかな揺れやそれぞれの想いの交錯も、堪らなく面白いものでした。ずっとエピローグが続いていくような感覚も新鮮でした。

 

また、原作の河島正先生は、アライブ連載終了後まもなくガンで他界されています。''命''をテーマにした漫画が遺作になる、というのも、関係ないのかなと思いながらも、どうしても作品からの説得力を感じてしまいますね。


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このシーン、マジで最高。。

 

 

あと関係無いんですけど、鬼滅の刃を''キメヤイ''と略してる友達がいて笑いました。そんなに皆言ってるかな?''キメヤイ''。

という訳で絶賛流行中の''キメヤイ''も面白いので是非。